長安寺の由来

長安寺の由来

長安寺の由来

受天英祜大和尚

曹洞宗長安寺は、千葉県鴨川市宮山に在り、寺伝によれば永正2年(1505年)に受天英祜(じゅてんえいこ)大和尚が開創された名刹である。以来、代々の住持の許に、多くの雲衲集まり、永平寺、總持寺の風儀と雲岫宗龍(本寺甲州広厳院開山)和尚の禅風を挙吹して、房州の地に新たに参禅の道場を開き弁道につとめたのである。元禄年間、本山より常恒会を允許され又、地方僧録所となり、明治2年の記録では常在雲衲20名を数える大叢林であった。(明治2年報告書参考)参禅道場として房州の奥裡に秘かに香気を発して今日に至っている。 [続きを読む]

房総(小田喜)正木氏

長安寺の由来

開基、中興開基墓石

 房総正木氏は、安房に土着した三浦氏の支族と理解されている。平安時代末から安房へ進出した三浦氏は、東京湾の海上… [続きを読む]